アーユルヴェーダの目的は、病気の治療や予防、健康維持と増進、更には若返りです。自分らしく人生を幸せに生きるためには、土台となる身体をよく知り、ケアしていくことが大切です。24時間一緒にいる自分にこそ、セルフケアとして実践できることがたくさんあります。
体質とは? プラクリティとヴィクリティ
アーユルヴェーダでは、身体的な特徴、知力、感情傾向など、すべてのものの質を3つの生命エネルギー(ドーシャ)で表します。どのドーシャが優勢になっているかで体質を表すことができ、生まれた時に決まる体質(プラクリティ)と後天的な常に変化する体質(ヴィクリティ)の2種類があります。体質によって得意なことや不調になりやすい傾向がわかるため、体質を味方につけて個性を発揮することや、不調を予防してイキイキと過ごすことができます。
自然と共に過ごすとはどういうこと?
「自然の摂理に沿って生活をしていれば健康に過ごすことができる」とアーユルヴェーダの教えにありますが、「自然の摂理に沿う」ということがどういうことか、一から教えてくれています。一日の過ごし方、季節の過ごし方と、自分の暮らしを照らし合わせて、ズレていることはどんなことなのか、まず知ることから始めましょう。